農薬散布機から漏れ飛んだとされる除草剤による農作物への被害申し立ての評価

概要

この訴訟は、農薬散布機から漏れ飛んだとされる除草剤と、その結果起こったとされる近隣畑地でのトマトの苗への被害(成長阻害、苗の喪失、生産量の減少を申し立て)に関するものです。除草剤の空中散布はカリフォルニア州サンホアキンバレー西部で2005年2月から3月の期間に行われました。問題の地区はこの飛行アニメーション (動画1) で示され、動画の終わりに出てくる色のついた畑がそれです(農薬の散布された畑と、そのための被害が出たと申し立てている畑両方を示しています)。

EnviroCompの役割

当社は被告側弁護団の依頼を受けました。当社は空中の漂流を起こす可能性の考えられる4回の空中散布を調査しました。各散布に対して、当社は以下の各項を行いました。1)この地域での手に入る気象データを収集し、地区の気象学的条件を評価。2)衛星画像を入手し、これらを合わせて散布の行われた日々の雲の動きのアニメーションを作成 (動画2動画3動画4動画5)。3)農薬使用報告書(PUR)と散布指令書(WO)を分析して散布の分量と時間を計算。4)散布の特性評価(例えば飛行機の機種、ノズル、高度、速度)。5)散布された化学物質の空中漂流の最悪の場合のシナリオ(最大被害)を計算。

当社では結果を可視化し、農薬飛沫の物理的、力学的特性に基づいて空中漂流の最大範囲の部分に色(薄青)を付けて地図を作成しました。4回の空中散布の結果の例を 図1図2図3図4に示します。これらの地図は問題が最大限どの範囲にまで及んでいたかを明確に示します。

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画像1(低画質) 画像2(低画質) 画像3(低画質) 画像4(低画質)
画像5(低画質) 図1 図2 図3
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