ビバリーヒルズ高校付近(カリフォルニア州ビバリーヒルズ)での大気の質に関する問題

概要

これは、カリフォルニア州ビバリーヒルズで、その地域の産業排出物がビバリーヒルズ高校(BHHS)周辺に影響を与えていると原告が提訴している訴訟に関するものです。原告は慢性的な暴露とその結果起こる健康被害が学生に及んでいるとしています。産業排出物は穴あけ場所、中央工場のボイラー、冷却タワーからのものです。有害とされている化学物質はベンゼン、ホルムアルデヒド、六価クロム、PAH、PCB、ダイオキシン・フランです。

この地区の地図 (図1) とアニメーション (動画1) を示します。

EnviroCompの役割

当社はこの訴訟の被告側の弁護士に依頼を受けました。当社の業務は原告指名の専門家による報告書と意見の検証と吟味、西ロサンゼルス盆地の風の気象学的調査、この地区で2ヶ月にわたって実施したトレーサー実験から得られたトレーサーデータの検証、トレーサーに基づいた分散モデルを使用しての、各原告に対する複数年にわたるBHHS付近での年間平均濃度のシミュレーションでした。

当社の調査結果では被告の施設からの排出物の引き起こすBHHSでの濃度は、実質上無視できるものでした。例えばベンゼンについては、影響は1ppt(=0.001ppb)レベルのもので、これはロサンゼルス地区で現在通常存在するベンゼン濃度の約1000分の1です。

映像

図1 画像1(低画質)