フランス、ランス地方でのレジオネラ菌の空気浮遊汚染の可能性

概要

2003年11月6日から2004年1月4日までのフランス、ランス地方でレジオネラ菌の大発生が報告されました。これに続く環境調査でアルヌ所在のNoroxo石油化学工場が大発生の発生源である可能性があるとされました。しかし、その後の大規模な発生では実際の発生源について疑いが持たれました。

コンサルタント企業、INERISはパドカレ地方の依頼で大気モデリング調査を実施し、Noroxo工場の冷却タワーとラグーンからの噴霧粒子の大気中への分散による汚染を評価しました。

EnviroCompの役割

Noroxoを所有するExxon Mobilが当社を雇い、INERISの作成した大気モデリングを検証、評価、Noroxoサイトの現場視察、大気分散に関する当社の知識に基づいたこの件への意見の形成と既存の申し立ての評価を実施しました。

INERISの行ったモデリングを当社で調査したところ、Noroxo工場の操業による汚染水の放出でレジオネラ菌大発生が引き起こされたという論拠は大変弱く、INERISの使用したADMSモデルは観察された感染率の分散の30%しか説明しないことが判明しました。さらに、この相関性の分析は感染がゼロの場所の多くを含まず、モデルされた濃度は高いものでした。

この大発生の発生過程を図示し、調査の分析ツールとなるべく、当社はアニメーション (動画1) を作成してこの地区の地図でレジオネラ菌発生の進行と主な風を示しました。

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画像1(低画質)